ヨーロッパ5ヶ国13都市*50日間の旅スケッチ vol.4 準備編
出発は過ごしやすい春が良いと4月に決めました。
次は荷造りです。
まずはスケッチブックと色鉛筆に水彩道具。
このスケッチブックはリングではなく糸綴じなので開くとそのまま1枚で描くことができます。
「ウィンサー&ニュートン」の水彩パレットは小さいサイズが一目で気に入って買って、小さすぎて実際はあまり使わないだろうなと思ったのですが、そんなことはなく旅行に持っていくにはとても便利です。愛用されている方も多いと思いますが、、。
あとはカメラです。
ニコンのF2です。
「機械式カメラの完成形」とプロ使用のカメラですが、中古で購入したものです。
カメラには詳しくなく、カメラマンの知り合いに薦められて購入したのですが、とっても重いので、持っていくか迷ったのですがこのカメラで撮影してきて本当に良かったと思いました。
フィルムもカラーとモノクロ全部で40本ほど持って行きました。
それからガイドブック「地球の歩き方」
今はスマホ一つあれば海外でも全て情報は大丈夫ですが、この時はまだ日本ではネットはほとんど普及していない時代でした。
4cm厚さの「地球の歩き方」を持っていくのは重い!
また、「このガイドブックを持って街歩きしていると狙われる」と本当かどうか??
な噂がその頃広まっていました。
というわけで訪問する国の部分だけを切り離し目立たない色ネイビーの厚紙でガイドブックとわからないように持って行こう!と、これももちろん慎重&用心深いトー子さんのアイディアです。(笑)
5ヶ国分すべてこのようにして持って行きました。
とにかく安全のために旅行者に見えないようにしようと
(バックパックを背負って行くのに何言ってるんだという感じですが、、)
服はとにかくラフに!ホテルでまめに洗濯することにして荷物は最低限にしようと、服の替えはパンツ1本、シャツは2枚、地域によってはまだ寒いだろうとウールのカーディガン1枚、インナーと靴下はそれぞれ2枚づつ、、。その上に雨にも大丈夫なパーカを着ることにしました。
全くおしゃれではない実用的な格好で、これなら安全上、大丈夫と、、。
帰国して家族や友人たちに写真を見せると「えっ!こんな格好でヨーロッパに行ったの?!」とみんな口々に言いました(笑)