ヨーロッパ5ヶ国13都市*50日間の旅スケッチ vol.8 ブリュージュ
道すがら立ち寄った「サン・ニコラ教会」。
ステンドグラスがとても美しい。
淡々とロウソクに火を灯す婦人。
中央駅は暗く閑散としていました。
車窓から見た風景。黄色いセーターを着たお姉さん。
「ブリュージュ」は歴史地区です。ガイドブックで、「京都」にたとえられており、街そのものが世界遺産に登録されていて、とても美しい街です。
街の中を川が流れ明媚な趣きです。
あちこちに修道院や教会があります。
「ベギン会修道院」
入口前には水仙の花が可憐に咲いていました。
中世ヨーロッパでは結婚しない女性は自立するために修道院に入って生活するのが一般的だったようで、フランドル地方に13の修道院が点在し、今では世界遺産となっています。
「ハンスメムリンク美術館」
この美術館は元々は病院でした。
メムリンクは初期フランドルの画家です。
中には「聖ウルスラの聖遺物箱」というベルギー7大秘宝とされている有名な作品や「聖母子像」などがあります。
ピカピカ。
精緻に描かれた人たち、、。
美術館の出口からの通りの風景
「グルニング美術館」
ボッスの作品は残念ながら修復のため展示されていませんでしたが、ファン・エイクの作品を多く見ることができました。
「若い女性の肖像」
澁澤龍彦のファンで愛読していた「滞欧日記」にこの美術館のことが記されていたので、来ることができて嬉しい。
「ブランギン美術館」
イギリスウェールズ出身の「アーレンツハイス・ブランギン」
絵画や彫刻、インテリアや内装デザインまで 多岐にわたり活躍した画家です。
面白い展示物。人魚に迫る海男??
美術館をいろいろ見て疲れたので、ひと休みしようとお店を捜すと、、裏通りに一軒のカフェを見つけました。
体にたくさんの電球を付けた男
お店にはCAFE「DE LEEGROPER」の看板が。
(堕落者?堕天使?という意味?と勝手に想像し、、。)
壁に古都ブリュージュとは異質な「ピンクフロイド」の有名なポスターが貼ってあります。
ロック好きっぽい印象のお店の男性が、メニューを開いて親切に英語で説明してくれました。
がらんとした店内は他に誰もお客さんがいなくて、ゆったり過ごせました。
ブリュージュのマルクト広場で買ったオレンジ。
包装紙の柄が面白い。なぜか蝶や蛾のイラスト。虫が誘われるほど甘いという意味?
郵便局にあった切手の自動販売機。
買い方がわからずにいると親切な背の高い女性が教えてくれました。
郵便のマークは「ラッパ」。
ランチはとても美味しいけれど、量が、、!メインのお皿は直径30センチはありそうです。
次に向かう街は「ゲント」です。